管理番号 | 新品 :31406113 | 発売日 | 2024/04/20 | 定価 | 30,000円 | 型番 | 31406113 | ||
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座布団に仕立てられ古丹波布と丹波木綿、丹波木綿ハギレの三種です。
古丹波布は兵庫県丹波市の青垣あたりで江戸後期から明治にかけて織られていた格子です。
一時途絶えた後に、昭和になり復興されましたが、出品のものは確実に古丹波布と言えます。
古丹波布は、栗や藍、小鮒草等の草木で染められた糸と、つまみ糸と呼ばれる屑繭甘撚りの糸を織り込んだもので、他の格子木綿とは少し雰囲気が違うものです。
打ち込み甘く、ふわっとした感触の独特の手織木綿です。時を経て更にふわふわ感が増しています。
出品のものは、元は布団かわか、着物で、古くなり、良いところを利用して好事家が座布団に仕立てられたと思います。
ところどころに糸の劣化による、抜けや穴がありますが、状態の良いところもまだ有り、お仕覆などにもご利用いただけるかと思います。
古丹波布をご存知の方なら、許容範囲かと思います。
古丹波布と呼ばれるものは、地元でも殆ど見かけなくなり、非常に希少性のある布です。
同じく座布団に仕立てられているのは、いわゆる古丹波木綿と思います。
状態も良く、殆ど穴等もありません
但し僅かな穴やシミ等の見落としあるかもしれません。
こちらも古布に理解のある方なら、許容範囲かと思います。
こちらは何より浅葱色の際立ちが素晴らしく、同じく出品の丹波木綿のハギレの色と比べていただければわかると思いますが、田舎格子にありがちな野暮ったさのない、非常に垢抜けた格子木綿です。
もう一枚は丹波木綿のハギレかと思います。
こちらはしっかりとした打ち込みで、糸が詰まっており、糸味の良さが楽しめるものです。 一部絣状になっていたり、格子がランダムなところも見られるので、いわゆる残糸織かもしれません
元より、この時代には、家織でも似たような格子木綿が織られていたと思うので、丹波木綿と称するには賛否あるかと思いますが、過去の経験からの判断でもあるので、意義のある方は入札はお控えください。
座布団二枚は各40×43 多少誤差あります。
二枚とも、いわゆる着尺幅二枚を継いで仕立てられています。
丹波木綿ハギレハギレは34×75
入札につきましては、上記説明に加え、古布に理解の無い方、時代詳細出処に拘る方、神経質な方、連絡が遅い方、
評価の悪い方等もお控えください
画像、説明から判断され、慎重に応札願います。
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